こんにちは!プロモデラー林哲平です。
今回はケルバーダイン掲げるコンセプトの一つである「世界の全てを模型店に」について解説したいと思います♪
リアル店舗でプラモデルを手に取ることがほぼ不可能な現状について

昔……私が子供の頃、今から30年ぐらい前は、まだプラモデルがいろんなところに売っていました。
街の個人経営のおもちゃ屋、ハローマックやバンバンなどの玩具チェーン店、少し大きいスーパーにあるおもちゃ売り場、デパート、はたまた文房具店にまで。
食玩も現在よりもっとプラモデルをおまけとしたものが多く、スーパーのお菓子売り場はさながら小さい模型店のようでした。
都会にしかないようなしっかりした模型専門店が無くても、いたるところでプラモデルにリアルにアクセスできたのです。
でも、時代は変わりました。
今、果たして、家の周りでリアルでプラモデルを手にとって買うことができる人がどれだけいるでしょうか?
私は四国の徳島県三好市三野町という、小さな町の出身です。
今、三野町にはプラモデルを買える場所は1軒もありません。ついには本屋すら無くなり、うちの両親も私の作例が乗っているホビージャパンを買おうにも、かなり遠くの町まで出かけないと手に入らないとこぼしていました。
もしかしたら、かろうじてコンビニ流通のガンプラなどを買うことは出来るのかもしれません。
とにかく、地方に行くとプラモデルにアクセスする手段がリアルでは一切無い!
ネットで買えばいい、というのは当たり前なのですが、違うんです。
自分の目でキットを見て、箱を手にとって、あれもいい、これもいい、とこうたやめた音頭を踊りながら、直接選べるってプラモデル製作のモチベーションを高める上で、ものすごく大切なことなんですよ。
「子供のプラモデル離れ」が話題になることも昨今多いですが、それは当たり前です。
だって、子供が目に触れるような場所のどこにもプラモデルが置いて無いんですから。
プロモデラーがごく普通の職業で、クラスのお父さんには必ず一人ぐらいはいると未だに誤解しているうちの9歳の息子によると「お父さん、プラモデルのこと知ってるヤツとかオレのクラスにオレしかいないよ。あんなの、親がプロモデラーじゃないと普通は知らないって。ガンダムとか誰も知らないし」とか言うんですよ!
私が9歳の頃とかBB戦士絶頂機で、DXバーサルナイトガンダムをどの形態で飾るかで悩んだりとか、1/100 F90 2500円の値段におののいたりとか、来年始まる新しいガンダム「F91」の話題でもちきりだったたのに!
でも、私が物心ついた頃って、ちょうどZZ〜V歳の間でTVで放送しているガンダムの無い空白期だったんですけど、ガンプラとかBB戦士とかがいたるところで売っていて。
ビデオデッキもまだそれほど普及しておらず、見逃すともう見えないTV放送よりも。
すぐ手に取れる商品として身近で、親しみやすかったんですよね。
「身近にあるもの」って、それを好きになるうえで、ものすごく強力な要素なんですよ。
ケルバーダインなら、日本中どこでも作ることができる!

ケルバーダインに使われている素材は基本、日本中どこでも手に入るものばかりです。
100円ショップ、スーパーマーケット、ホームセンター、カー用品店であれば、模型店が無いような地方にも店舗があり、実際に商品を目で見て、手にとって選ぶ楽しさを居住地によるハンディキャップ無しに楽しむことができます。
モノによってはそのあたりで拾った石とか、植木鉢のカケラとか、夕飯に出た魚の骨とか使っているので選択肢は無限大!
基本、四国の自分の実家の周りで、自転車で行ける範囲ぐらいで手に入るものを想定して製作しています。
子供の頃、プラモデルが身近だったあの頃のように。
手にとって、買ってきて、そのまま作る!
「世界の全てを模型店に」がケルバーダインのコンセプトであるのです。
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