ダイソーのレンゲで西洋甲冑風ケルバーダインを作る。プロージェL純血騎士団仕様 再生構築過程

こんにちは!プロモデラー林哲平です

今回はプロージェL純血騎士団仕様の再生構築過程を紹介していきます♪

目次

重要機体プロージェをリニューアルする!

ミキシングワールドにおいて、プロージェというのは特別な機体です

ミキシンクロレートの秘密や、エグゼクトの成り立ちに関わるケルバーダインですから、リニューアルするのであれば適当なのは作れない!

というわけで、いろいろ新機軸を盛り込みつつ、気合を入れて制作開始です!

まず、今回あらたに導入したのがダイソーのレンゲ

100円五個入りでコスパが良く、シンプルなラインであるため、リザレクトのケルバーダインの外装としてピッタリなんですよ♪

とりあえず持ち手をカットし、上下合わせて胴体をイメージしていきます♫

ここでいつもの女性用ヘアカールの出番

これはトラス構造でいろんなパーツを装着可能であるため、ケルバーダインの胴体内部フレームとしてピッタリなんですよ

セット完了!

もう、いきなりケルバーダインらしさ抜群ですが、このままだとでっかいゼノアイが空いているので、リザレクトの密閉型にデコレートしないといけませんね

エジェクターには息子からもらった、壊れたピアニカの吹き口をセットします

ピアニカのホースって、絶対一回は壊れますよね♪

私も小学生の頃、なくしたりこわしたりした記憶があります♪

セットした状態

上下にはレンゲの柄をスラスターのフィン状に配置してデコレートしています

腰を化粧用のクリームケースの蓋を張り合わせ、メタルフリープチクリップで挟み込んで腹部っぽいディテールを作りつつ、アルミ線で上半身と繋げます

腰がつくと大分ケルバーダインらしくなってきましたね♪

ゼノアイが開放型すぎてリザレクト感が無いので、どうしたものか… と、ここは先割れスプーンをフェイスガード風にくっつけみました♫

接着すると中身作るときや塗装が大変そうなので、両面テープで脱着式にしております

胴体の下にヒゲソリの刃でスラスターを追加

ここは胴体固定用のアルミ線を曲げて差し込んでいます♫

脚部をお馴染みのアルミ線とシガレットフィルター、洗濯バサミなどで製作

今回は脚を長くするので、補強のためアルミ線は2本重ねています

格闘機のイメージで制作しているので、カカトに木製ナイフの刃を追加

初代プロージェも、足にナイフをつけていたのでその構成を踏襲したのですが……

やっぱり、本当はプラ製フォークを使いたい!

ここでテンションが下がり、仕事が忙しかったのもあり、半年放置してしまったのですが

たまたまプラ製フォークが手に入り、ここを交換したとたん、やる気が出て一気に再生構築できたんですよね

やっぱり、素材によるテンションてありますよね

というわけで、ケルバーダイン、プロージェ再生構築完了です!

腕は一瞬でできましたね♪

4面図

リザレクトのケルバーダインですし、できる限りゴテゴテは避けつつ、シンプルにまとめるように工夫してみました

いや〜レンゲの勝利ですね!

左腕の大型クロー

爪には刃をひっくり返したデザインナイフの裏側を使っております

右腕はハンダゴテをランスとして装着!

付け根部分はホイップクリームの絞り基部を加工して装着しています

ふくらはぎには念願のプラフォークを装着!

蹴りと同時に切りつけるイメージです

えジェクターは小学生用のピアニカの吹き口です 息子が使っていたのが壊れちゃって、新たに買ったので、前のを工作用にもらいました

リザレクトのケルバーダインなので、夜光スプレーの吹き口でゼノアイは塞いで密閉型に

頭は先割れスプーン、肩アーマーは塗料皿です

次はいよいよリアルイマジネイティブコーティングです♪

メタリック&エングレービングで西洋甲冑風に!

さて、いよいよお楽しみのRICの時間です♪

意外とこのままでもストームトルーパーっぽくていい感じで、成形色を生かした仕上げにするかめっちゃ迷いましたが……

今回はメタリックで行こう!と決めていたので、ガイアノーツのスターブライトチタニウムシルバーで塗装 します

少し褐色の入ったシルバーで、重厚感の高い、ずっしりした金属感が本当に素晴らしい色なんですよ!

見てください!100均のレンゲが鋼鉄に早変わりです♪

広いシンプルな面積を活かし、全身にネイルアート用のシールや、装飾用のエレガントカットシールやスターフォームシールでデコレート!

これは私が執筆したガンプラ制作本「ガンプラ凄技テクニック」でよくやっている方法で、シールで貼るだけでエングレービングが再現できるんです

これで100均のレンゲが西洋甲冑になりました♪

プロージェL純血騎士団仕様、RIC完了です!

今回は最初からこの仕上げを想定して再生構築していたのですが、物語の重要キャラらしい、デラックスな感じに仕上がったと思います♪

こう、玩具であれば年末商戦アイテム的なイメージですね

プロージェは構造自体は簡単で、量産は簡単なので一般機であるとか、砲撃用であるとか、バリエーション機もそのうち作ってみたいですね♪

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この記事を書いた人

徳島県三好市三野町生まれ
2005年より模型専門誌月間ホビージャパン編集部に所属
プラモデルを作る専門家「プロモデラー」として、公私共に3000体を超えるプラモデルを制作
プラモデル技法書「ガンプラ凄技テクニック」シリーズ6冊を執筆
「誰もが、思い切り自由に作れる作れる模型」をテーマに、ケルバーダインの制作、普及活動に奮闘中

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