ケルバーダイン バテスMX30再生構築過程。デザインのプロトタイプを考える。

こんにちは!プロモデラー林哲平です
今回はバテスMX30の再生構築過程を紹介します♪

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バテスMX30は10年ぶりのケルバーダイン再開にあたり、一番最初に制作した機体です
昔はケルバーダインを行き当たりばったりで制作していましたが……

これからずっと続けるとなると、ある程度、デザインや構成の枠組みをしっかりと決めておかないと、世界観や進行に無理が出てくることは必然!

というわけで、いろんなことを考えながら作りました

目次

機体は小型化する!

これは以前のケルバーダインは全長25cmぐらいあり、大きく場所を取るうえ、強度的にも自重で崩壊しやすかったためです。

昔は拾ったパーツのみで作る縛りを入れて作っていたので結果的にそうなっていたのですが……
なので、必ず小型化と強度の強化をしようと思っていました

これは100円ショップで入手できる、日用品を使用することで解決しました。

パーツを自由に選べるのでサイズの自由度が増し、大きさを調整可能になりました。
そして、ガンプラ旧キット制作で培ったワイヤーを関節にし、パーツをつなぐというテクニックを応用することで強度の確保に成功したわけです

「ハンドレッド型資源採掘遺跡ダー・イソーで発掘された資源がミキシングワールドで流通するようになったため、ケルバーダインは小型化、高性能化した」といのはこの制作過程をまるまる設定に反映したものなんですよ。

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バリエーション展開可能なデザインにする!

パーツを構成して形作る上で、バリエーション展開が可能な拡張性のあるデザインにしよう!と考えました
一回でも再生構築したものであれば、材料さえあれば再び作るのは簡単です

それにちょっと加工して、砲撃型、作業型、高機動型、試作型、〇〇専用と作っていけば、技術的な流れなど、世界観の強化にも繋がります

いわばケルバーダインバリエーション、KDVを前提とした設計にしているわけです


例えばこの新ドルトガはバテスの砲撃型として作っているので、胴体の基本デザインや多くのパーツ、構造は共通なんですよ

なので「各部族でバラバラだった設計を統一して運用しやすくした」という設定もこれを反映したものなんです。

素材はバリエーションを作る前提だったので、出来得る限り入手しやすく、無くなっても代用しやすい素材、ヤクルトボトルや洗濯バサミ、シガレットフィルター、クリームケースなども定番のアイテムを使っています

100均の商品は入れ替わりが激しいので、意外と同じものが手に入らなくなることってしょっちゅうなんですよ

名前は過去のケルバーダインを継ぐ!

新ケルバーダインを作るにあたり、過去に制作した機体の名前を継がせるのは最初から決めていました

こちらは10年前に制作した初代バテスです

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これは、代々受け継がれる名前というものには伝統という名の「実績」が生まれ、キャラクターの持つ文脈や存在感がどんどん増大していくためです

アニメでも特撮でも、長く続いているシリーズ作品を見ると、第一作に登場したキャラクターの人気というのは不動です

シリーズが続くにつれ、かならず一作目のキャラクターをオマージュしたものや、「何代目」「何十周年」のようなものが必ず出てきます

車とかもそうですよね。たとえばトヨタのクラウンは2023年11月現在で68年の歴史があり、16代続いています。

初代とどれほど形が違っていても、クラウンマークをみれば「あ、クラウンだ。モデルチェンジしたんだ」と一発でわかるわけです

過去作品をブランドイメージの強化に使わない手はない!って私は思うんですよ

バテスを選んだのは、昔作ったケルバーダインで、この作品を作り続けていこう!というきっかけになった機体だったからです。

RICは黒赤ライバル機カラーで!

リニューアル第一号をどう塗るか…… これはもう、私の最も得意とする黒赤ライバル機カラーで行こう、と決めていました。

初代バテスも黒赤でしたし、ホビージャパンのプラモデル作例でオリジナル機の発注を受けるときも「林君、いつもの赤黒の悪そうなので」みたいなオーダーを受けることも昔はしょっちゅうだったぐらい、自分のイメージカラーは黒赤なんですよね♪

なにより塗るのが超楽ですし♪

下地にバンパープライマーを塗り、Mr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックを全体に塗装。肩の赤は一度Mr.フィニッシングサーフェイサー1500ホワイトで白地を作り、エグゼクトマークをマスキングしてからガイアカラーのブライトレッドで塗装しています。

ノズルや武器はスターブライトシルバーで塗り、焼け表現をクリアーオレンジとクリアーブルーで加え、ススはフラットベースとフラットブラックを混ぜた自家製のスス用つや消しブラックをエアブラシで吹き付けて表現しています

ウェザリングはMr.ウェザリングカラーのマルチグレーを全体に塗り、ささっと拭き取り、エッジに鉛筆の芯を紙やすりで削った粉をこすり付けて金属風の表現を加えています

というわけでバテスMX30でした!

作業用とか高機動型とか、いろいろバリエーションを増やしていきたいですね♪

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この記事を書いた人

徳島県三好市三野町生まれ
2005年より模型専門誌月間ホビージャパン編集部に所属
プラモデルを作る専門家「プロモデラー」として、公私共に3000体を超えるプラモデルを制作
プラモデル技法書「ガンプラ凄技テクニック」シリーズ6冊を執筆
「誰もが、思い切り自由に作れる作れる模型」をテーマに、ケルバーダインの制作、普及活動に奮闘中

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